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猫の嘔吐…胃液が黄色やピンクや黒色!これって異常じゃないの?

猫の嘔吐は珍しくはないけれど、病気の嘔吐は苦しそうで本当にかわいそうになります。ティアラは、ひどい時は1日おきに、しかも1日に2~3回吐いてました。

病気になってから嘔吐物の色が変化していることに気づいたのです。今までは透明な胃液だったのに…明らかに違ったのですごく心配になりました。

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嘔吐物の色が黄色やピンク、黒色になった

健康な時、毛玉を吐いても胃液は透明でした。ところがティアラの様子がおかしいなと感じた頃から色付きになってきたのです。

一番多いのは胃液が黄色。これは空腹だと胆汁が出ちゃうらしいんですよね。ピンク色の時もありました。ピンク色は胃や食道からの出血の可能性あり。

黒色の場合は、出血したものが時間が経って黒くなったと考えられます。

  • 黄色…空腹による胆汁の逆流
  • ピンク色…口内や食道から出血している場合がある
  • 黒色…胃や腸から出血している場合がある
血が混じる場合、消化器官系の病気の可能性があります!
後日行った内視鏡検査で、小腸からの出血が確認されました。

長期間、嘔吐を繰り返すのは病気の可能性が!

膵炎の場合↓


悪性リンパ腫の場合↓

嘔吐が続く場合は、早急に動物病院へ!内視鏡検査も悩んでいる暇はありません。私はもっと早く決断すべきだったと反省しています。

嘔吐の様子をメモして病院へ行こう

嘔吐には様々な病気が隠れています。正確な診断をしてもらうために、嘔吐の様子をメモして獣医師に報告することをオススメします。

  • いつ吐いたか(食べてすぐ?空腹時?定期的に?できれば時間も)
  • 吐いた回数
  • 吐いた後の様子(食欲はあるか?)
  • 吐いたものの内容(胃液だけ?フードは消化してる?色は?)

私はカレンダーに吐いた時間や嘔吐物について書き込みました。時間軸があるバーチカルタイプの手帳も一目で把握しやすくていいですね。

猫がお口をくちゃくちゃしたら嘔吐の前兆

うちは置き餌ですが、ティアラは普段「明け方、お昼、夕方、夜中?」と、だいたい食べる時間が決まっています。しかし、気持ちが悪くなると突然食べなくなります。

そしてソワソワと落ち着かなくなります。ちゃんと落ち着いて眠れないらしく、ベッドに入ったかと思えば、すぐに起きてきてウロウロ、ウロウロ。。。

嘔吐直前には、お口をくちゃくちゃ始めます。胃液がこみあげてくるのでしょうか?舌をぺろぺろ、くちゃくちゃして、ゲフッゲフッゲフッ…ゲー!となります。


嘔吐のタイミングがわかると、事前に嘔吐物を受け止める準備ができるので掃除がラクになります。ティアラ専用の器は大活躍でした。

制吐剤を飲ませてみたけれど…その効果は?

原因がよくわからず止まらない嘔吐。対症療法として胃薬と制吐剤が処方されました。

愛猫を苦しみから一刻も早く救いたい飼い主からすると「ええ~これだけですか?」と泣きたくなります。自分の無力さを感じるのでした。

嘔吐回数はあまり変わらない

獣医師も「薬で(嘔吐が)7割くらいに減ればいいほうだ」と言っていたので、薬を飲めばすぐに治るわけではないと覚悟はしていました。

結果は…やはり嘔吐の回数はあまり変わりませんでした。嘔吐した回数を記録しているのですが、計算すると「8~9割にはなったかな?」くらいです。誤差の範囲です。

病気ではない、生理現象としての嘔吐は?

  • 週に1回くらい
  • 体重が減っていない
  • 食欲がある
  • 下痢をしていない

これ以外の症状がなく、吐いた後もいつも通り元気ならば心配する必要はありません

ティアラの場合は、食欲はあり、下痢もしてませんでした。でも週に3~4回、1日に2~3回の嘔吐があったので明らかに異常です。体重も減ってしまいました。

薬の副作用で一時的に食欲復活

驚いたのが、お試しでいただいた療法食の食いつきの良さ!病院へ行った日は、制吐剤を注射してもらったんです。帰宅してごはんをあげてみたら、食べる食べる!笑。

お皿に入れた分を完食して「もっと、ちょーだい!」と見つめるティアラ。それを何度繰り返したことか!「この療法食は、よっぽど美味しいに違いない」と思ったのですが…

どうやら、薬の副作用で食欲が増進されていたようです。

だから、その後は「もっと、もっと!」と催促されることはなくなりました。逆に、あんなに美味しそうに食べていたのがウソのように普通のテンションになってます。

元気にみえるけど、やっぱり嘔吐は続いてしまう

嘔吐は相変わらず1日おきくらいにあって、でも1日のうちでみると1~2回でおさまるようになったかな?という本当に微妙な変化しかありません。

病院後の愛猫ティアラ

一番気になるのが黒色の胃液を吐いたとき。黄土色というか、コーヒー色というか…とにかく黒っぽいのが多くなってきました。

「不安だったら、現物を持ってきて見せてください」と病院で言われたので、今度持って行くことにします。写真より確実ですものね!

コメント

  1. ぽっぽ より:

    はじめまして。
    私も実家で、猫を飼っていました。
    同じく、悪性リンパ腫であるという確定診断はされていませんが、その可能性が高いという
    ことで、入院の上精査を勧められましたが、それはしませんでした。

    そこから、昨日まで、本当によく生きてくれたと思います。
    若い猫でしたから、あまりにも早い…と感じずにおれません。

    昨日…、私が隣で勉強している時でした。
    爪を立てる音がして、ウゲーという吐く音がして、様子がおかしいと思い、直ぐに駆けつけましたが…。全てを吐ききって、その場で亡くなっていた…ということです。

    本当に、自分の目の前で何が起こっているのか、理解するまで、時間がかかりました。
    がすぐに母を呼んで…。

    本当に、悲しかったですね…。
    悲しすぎて、涙も出なかったですね。

    こんな事あるんですね…。
    記事を読んで、居たたまれず、コメントを残しました…。
    失礼します。

  2. ぽっぽ より:

    その時の嘔吐物…本当に黒い物でした…。
    全身に転移して、しんどくて、あげく消化器から出血していたのかなって思ったら…

    本当によく生きてくれたねって思いました。大変だったね。
    今までありがとうって声をかけてあげました。

    私が最期を見届けてあげれたのかなって感じています。

    • ティアラまま ティアラまま より:

      >ぽっぽさん
      初めまして。
      若い猫さんだと進行が早いといいますよね。
      お別れは本当に突然…私もなかなか受け入れられませんでした。
      でも頑張って頑張って生きてくれたこと、感謝してもしきれないくらい尊いことだと思います。
      ぽっぽさんが最期を見届けてあげられてよかったです。
      「ありがとう」の言葉も、きっと届いているはず!
      私もティアラに、たくさんたくさんありがとうを伝えました…わかってくれたと信じてます。

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