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セレニア注射も効かなかった!次はステロイド(プレドニン)を試します

2017年9月11日に病院でセレニア注射を打ってもらい、毎日通院して9月16日まで続けました。しかし16日の夜に吐いてしまったことを伝えると「今日は注射はやめましょう」となりました。

猫が吐血!吐き気止まらずセレニア注射を1週間続けることにしました
2017年6月24日に愛猫ティアラが【膵炎】と診断されてから約2か月半が経ちました。制吐剤を飲ませているにもかかわらず、...

セレニアが効かないとなると、腫瘍ができて小腸が狭くなっているんじゃないか?つまりガンではないか?という疑いが濃厚となりました。

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膵炎ならもう回復してるはず…ガンの可能性が高まる

「これだけいろいろな制吐剤を試しても、全然嘔吐がおさまる気配がないのはおかしい…膵炎ならもう回復しててもいいはず…もしかしたらガンではないか?」

これは以前から指摘されていたことですが、セレニア注も効かないとなるとガンである確率がぐんと上がりました。膵炎とガンを天秤にかけたら圧倒的にガンの方へ傾きます。

再度エコー検査をしてもらいましたが、やはり異常は見つからなかったです。膵炎と診断したのも、消去法で出た結論でした。

猫膵特異的リパーゼだってギリギリ基準値以内でしたからね。でも基準値以内だって「膵炎ではない」とは断言できないのです。本当に難しいと思います。

ステロイド(プレドニン)に切り替える

あらゆる制吐剤を試してダメなら、次に考えられる薬はステロイドです。

ステロイド(プレドニン)とは?

ステロイドは体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用のある薬です。さまざまな疾患の治療に使われていますよね。

非常によく効く薬のようですが、副作用も多いです。免疫力が落ちて感染症にかかりやすくなったり、糖尿病になったりするそうです。ステロイドをやめれば治るらしいですが…怖いです。

ステロイド使用を躊躇する理由

ステロイドの副作用が怖いというのはもちろんですが、もう一つ問題があります。万が一、ガンだった場合に抗がん剤治療をするならば、ステロイドを使用してしまうと抗がん剤の効果が半減してしまうのだそうです。

ガンを治療するならば、ステロイドを使用するのは控えた方がいいということですね。

今後の治療について、考える

3か月ちかく経っても一向におさまらない嘔吐。でも原因はわからない…獣医師は本当に困っていました。あとは内視鏡検査か開腹手術で調べるしかないとのこと。

選択肢はいくつかあるけれど

選択肢は次のようになります。

  1. このまま制吐剤や胃薬を飲んでごまかしながら嘔吐と付き合っていく、つまり自然に任せる
  2. 内視鏡検査や開腹手術で原因を突き止め、ガンなら抗がん剤治療をする
  3. ガンであると仮定して、ステロイドや抗がん剤で治療を始める

私はどちらかというと自然に任せようと思っていましたが、制吐剤が効かないとなると話は別です。あんな苦しい思いをこれ以上続けさせるわけにはいきません。

開腹手術は絶対にNOです。やるならば内視鏡検査まで…とはいえ全身麻酔のリスクを考えると躊躇してしまいます。カラダに負担がかかるのは間違いないですから。

そうすると残された選択肢は、ガンと仮定して治療を始めるになります。でもガンじゃなかったら?ガンじゃないのに抗がん剤なんて飲ませたら、毒を盛るのと一緒です。

内視鏡検査…どうしよう

やはり原因をはっきりさせてから、治療に進んだほうがいいに決まっています。全身麻酔に対する不安が大きすぎて、その場で決断をすることはできませんでした。

結局、ステロイドが効くかどうか試してみよう…という話になりました。その間に私は決断を下さなければなりません。本当に自分は優柔不断だなと思います。情けない…

今回までの治療費は?(診察代、薬など)

本日までの治療費は、累計57,314円、保険適用後は32,029円です。明細は別途ページを設けたのでご覧ください。↓↓↓

猫の悪性リンパ腫(抗がん剤治療含む)にかかった治療費(費用)は?
猫の病気【悪性リンパ腫】にかかった実際の治療費をまとめました。猫が病気になると、やっぱり気になるのが治療費ですよね。同じ病気(悪性リンパ腫)でも、その仔の個体差や病気の進行状況で違ってきますが、一例として参考になれば幸いです。

本日の明細はこちらになります。
2017年9月17日明細

命にかかわる選択は難しい

お金はいくらかかっても構いません。愛するティアラが元気になってくれるなら!高齢になれば病気もするだろうと思ってペット保険にも入っていたし、貯金もしてきました。

でも、命にかかわる選択肢を突き付けられたら「ううっ!」と頭を抱えてしまいました。私の決断次第で、ティアラの寿命が変わってしまうかもしれない…

でも、もう迷っている時間はないです。早急に決断をせねば…頑張ります。

コメント

  1. みん より:

    はじめまして。
    ブログ拝読しました。
    まずはティアラちゃん、闘病よくがんばりました。お疲れ様でした。ブログ主様、看病お疲れ様でした。
    私も愛猫が膵炎と言われてもう一年以上ステロイド(プレドニゾロン)を内服しているのですが、最近体重減少が著しく、私は消化器型リンパ腫を心配しています。
    でも長期間ステロイドを飲んでいるので、全身麻酔をしてCT、内視鏡をしてもリンパ腫と診断がつけられない可能性が高いそうなのです。
    でもリンパ腫と仮定して抗がん剤を始めるという選択肢もあるんですね。いまのかかりつけ病院は、悪性腫瘍と診断がつかないと抗がん剤は開始できないと言われて、体重が減り続けているのに何もできないのが悔しいと思っていました。
    でも、おっしゃるように毒を体に入れることになるんですよね。
    とても悩ましいです。

    • ティアラままティアラまま より:

      >みんさん
      はじめまして、コメントありがとうございます。
      リンパ腫を心配されているのですね、つらいお気持ちよくわかります。

      ブログにも書きましたが、ステロイドを使用してしまうと抗がん剤の効果は半減してしまうと医師に言われました。
      ティアラに飲ませた抗がん剤、地元の獣医師の手元になく、海外から取り寄せたので届くまで1ヶ月ほどかかりました。
      その間ステロイドを飲ませていたのですが…私はそのせいで抗がん剤があまり効かなかったのかな?と思っています。
      東大の動物病院で薬だけ処方してもらって、すぐに飲ませていれば、違った結果になったかもしれません。タラレバですが…

      しかし、今でも抗がん剤治療したことが正しかったのか、本当にティアラのためになったのか、自問自答してしまいます。
      同時期に抗がん剤治療して、今も生きている猫さんは現実にいます。ティアラは結果的に虹の橋へ行ってしまったので、後悔はしちゃいますね。

      抗がん剤はがん細胞を攻撃してくれるけど、正常な細胞も攻撃しちゃいます。
      なのでティアラはとてもつらかったと思います。
      正直「抗がん剤ではなく、ステロイドのままのほうが、もっと長生きできたかも?」という思いもなくはありません。

      猫さんの年齢や体力をよく考えて治療方法を考えてあげてほしいなと思います。
      セカンドオピニオンを受けてみるのもいいかもしれません。

      • みん より:

        丁寧なご返信をありがとうございます。
        ティアラちゃんを想うからこそのタラレバのお気持ち、よくわかります。私もいま闘病中の愛猫のお母さんと兄弟たちを看取った後、いまでも時々後悔の念に駆られます。
        昨日、セカンドオピニオンをお願いしようと思ってある動物病院に電話をしたら、そこの院長先生が丁寧に相談に乗ってくれました。
        愛猫は膵炎だけでなく甲状腺機能亢進症や腎機能の低下もあり、ステロイドを長期間飲んでいることなど考えると、試験的に抗がん剤をあげるのは怖いし自分の猫にはとてもできないと言われました。
        そう言われるまでは、試験的投与をしてくれる病院を探そうと思っていました。
        でもやめておこうと思います。
        一日でも長く愛猫が元気で過ごせるよう、自分にできることをやっていこうと思います。
        ブログ、とても参考になります。ありがとうございます。
        また別のページなどで質問やコメントさせて頂くかもしれません。
        そのときはどうぞよろしくお願いします。
        ティアラちゃんのご冥福をお祈りいたします。

        • ティアラままティアラまま より:

          >みんさん
          セカンドオピニオン受けられたのですね。
          抗がん剤は予想以上にダメージを与えるので、みんさんの猫さんの状況を考えると、私も「やめる」選択をしたかなと思います。
          私は専門家ではないのでアドバイスはできませんが、お話を聞くことならいくらでもできます。いつでもコメントしてくださいね。
          大事な猫さんが一日でも長く元気に、そして穏やかに過ごせますようお祈りしています!

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