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続く嘔吐と猫の体重減少…癌かもしれない?癌について考えたこと

愛猫ティアラの病状は、一進一退を繰り返しています。制吐剤は変更してみても、これといった効果はなし…相変わらず嘔吐は続いています。

嘔吐が続くまま1か月半経過。とても回復しているとは思えません…
制吐剤をメトクロプラミド(プリンペラン)に変更しても嘔吐は続くままです。嘔吐の傾向は最初に未消化のフードを吐き、1時間半後くらいにピンク色の胃液を吐く…というパターンが多いです。膵炎を疑っていたけど、もっと違う病気かもしれません。

効果を期待していたメトクロプラミド(プリンペラン)も、やっぱりダメでした。なかなか良い方向へ前進できず、もどかしいです。

制吐剤が効かない病気は何?そう思っていたところ、獣医師から「癌かもしれない」というショックな言葉が…

「もしも癌だったら?」癌についていろいろ考えさせられました。

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猫の体重減少が続いたら…【癌】の可能性大

診察室に入った時、なんとなく獣医師の表情がいつもと違う気がしました。なんかイヤな予感がしたのを覚えています。

獣医師

まず聞かれたのが「体重は量っていますか?減っていませんか?」です。体重は量っていなかったので即答はできませんでした。

これだけ制吐剤が効かないということは、膵炎以外の病気の可能性が考えられると言われました。そして…「体重がどんどん減っていくようなら【癌】です」

体重計

(ええ?癌??癌って胃癌とか?)と頭ぐるぐるしてたら「悪性リンパ腫とか」という言葉が耳に入ってきました。

いろいろ説明してくれたはずなのに、この言葉だけ頭に残ってます。

残念ながら、悪性リンパ腫という診断は正しかったです。

【癌】かどうか調べるには内視鏡検査が必要

全身麻酔で内視鏡検査をするか

エコー検査では胃の表面しか見ることができないそうです。もしも胃の裏側に腫瘍ができていたら発見は難しいとのこと。だから内視鏡検査が必要となります。

内視鏡検査は全身麻酔をしなければなりません。高齢だし全身麻酔は当然リスクがあります。でも癌かどうか調べるには仕方がないことなんですよね。

開腹手術をするか

今、通院している病院では内視鏡検査の設備がないので紹介で別の病院へ行くことになります。開腹手術ならできるとのこと。

手術を受ける猫

開腹して、腫瘍を取り除く…人間と同じですね。でもこの小さなカラダにメスを入れるなんて、ちょっと怖いです。癌じゃなかったら痛い思いをさせるだけになります。

もしも【癌】だったら?選択肢はいろいろ

もしも癌だとしたら、抗がん剤治療をするかどうかを選択しなければなりません。抗がん剤と聞いてまっさきに「副作用で苦しむ姿」を想像してしまいました。

抗がん剤治療した場合の生存期間は?

例えば悪性リンパ腫の場合、抗がん剤による化学療法でも、猫の場合はあまり治療成績がよくないそうです。化学療法に反応して症状が寛解した猫の平均生存期間は7ヶ月。

無反応だった場合は1.5か月しか生きられない…それでも苦しい抗がん剤治療やりますか?今、自問自答しております。

当時はこう悩んでいましたが、いざとなると1分でも1秒でも長く生きていてほしかったです。「もっと早く決断しなさい」と過去の自分に言いたいです。

飼い主さんそれぞれの選択

もしもティアラが7~8歳くらいだったら…迷いなく化学療法や手術へ踏み切れたかもしれません。獣医師も同じでした。でも、もう14歳という高齢です。

高齢猫さん

猫の寿命は15歳。病気になったことを寿命ととらえて、自然に任せる飼い主さんもいれば、治療を最後まで頑張る飼い主さんもいて、本当に人それぞれだそうです。

私はどちらかというと自然に任せたほうがいいのでは?と思っているので、獣医師もそれを察してくれたようです。

癌の可能性があることを頭に入れた上で、また薬で様子をみることになりました。

この時、すぐに内視鏡検査へ踏み切っていれば…と後悔しています。猫さんの1週間は人間の1ヶ月に相当します。「様子見」と称して決断を先延ばしすることは、たいへん危険です。

とりあえず胃薬をラニチジン錠へ変更

お薬が以下のように変更になりました。ファモチジン錠からラニチジン錠にして様子をみます。

ラニチジン錠(消化器系作用薬)…胃酸の分泌を抑え、胃粘膜の炎症を改善する
メトクロプラミド(消化器系作用薬)…胃腸の働き、吐き気や嘔吐、食欲不振の改善

胃壁が弱っていると胃酸が胃粘膜を荒らしてしまい、胃炎や胃潰瘍(胃粘膜の傷)の原因にもなります。なのでラニチジンで胃酸を強力に抑えます。

胃酸が抑えられることによって、胃炎や潰瘍の治りがよくなり、痛みもやわらぎます。吐いてばかりで出血を起こしているので、効いてくれるとよいのですが…

本日の治療費は?(診察代・検査代・お薬代ほか)

今回は相談料と処方料のみの請求でした。費用は3,604円です。

20170809_meisai

※猫の病気でかかった治療費は別途まとめてあります。

【癌】の可能性を踏まえての今後のスケジュール

今回は薬の変更のみでしたが「1日1回の注射を1週間続けて胃の出血を止める」という方法も、いつでも可能ですと言われました。

獣医師のスケジュールもあるので、やるならお盆明けがいいのかなと思っています。薬で1週間~10日様子みてダメだったら、次のステップへ行かざるをえません。

もう一度エコー検査をする

前回、胃にごはんが残ってしまっていてよく見えなかったから、もう一度エコー検査になりそうです。内視鏡検査は…うーん、今のところ受けさせる勇気がありません。

抗がん剤治療をしてガンと闘うつもりがあるなら、全身麻酔のリスクがあっても内視鏡検査をやる意味はあります。でも抗がん剤治療をしないなら無駄ですよね。

猫の体重を量り確認する

大事な愛猫ティアラには、1日でも長く生きていてほしいと思っています。でも苦しい思いをさせてまでやる必要があるのか?それは人間のエゴではないのか?と悩みます。

うとうと眠る猫

命の選択って本当に難しい…後悔しないよう納得のいく選択をしていきたいです。まずは体重を量って激減していないか確認しなければ。

「体重が減っていない=癌じゃない」とは言い切れませんが、体重はキープしていてほしいです。頑張れ、ティアラ!

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