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猫が吐血!吐き気止まらずセレニア注射を1週間続けることにしました

2017年6月24日に愛猫ティアラが【膵炎】と診断されてから約2か月半が経ちました。制吐剤を飲ませているにもかかわらず、相変わらず嘔吐してしまいます。

吐血した猫

ほんとに微妙に嘔吐の頻度が減ったかなぁ?くらいの変化しかありません。できれば薬でなんとかしたいという飼い主の勝手な気持ちが、ティアラを苦しめていたんじゃないか…と今は思います。

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ついに吐血!今までとは明らかに違う鮮血でした

2017年9月10日のことです。その日は朝から大好きなマグロをモリモリ食べて、夕方くらいまで普通に食事をしていました。しかし19時半頃、毛玉とフードを吐いてしまいます。

そして21時頃に胃液を嘔吐。毛玉を吐いた後、1~2時間後くらいに胃液を吐くのはよくあることだったのでさほど気にしてなかったのですが…

猫の吐血

ちょっと目を離したすきに、トイレの前でまた嘔吐。今度はなんと真っ赤になっているではありませんか!思わず「ひぃぃ!」って悲鳴に近い声をあげてしまいました。

吐く姿はみてないけど、たぶんとても苦しかったんじゃないかと思います。

慌てて病院へ。セレニア注射を1週間続けることに

今までピンク色の時はあったけど、鮮血は初めて。「少~しだけだけど、嘔吐減ってきたかな」なんて、無理矢理いい方向へとらえようとしていた自分がバカでした。

嘔吐をなんとか止めなくては

嘔吐すると食べ物も水分もすべて逆流して口から出てしまいます。胃の中がからっぽの時は胃液が、さらにひどくなると胆汁が出てきます。回数を重ねるほど体へのダメージは大きくなってしまいます。

だからこそ「嘔吐」を止めなければならないのに…最初に先生に注射を勧められた時、さっさと決断して打ってもらえばよかった…って後悔しました。

セレニア(マロピタント)とは

注射する薬は「セレニア(マロピタント)」といいます。脳にある嘔吐中枢に作用して嘔吐を止めます。嘔吐が起こるのは、この嘔吐中枢が刺激されるから…なのでそこに作用するセレニアは「最強の吐き気止め」と言えるのではないでしょうか。

セレニア連続使用は5日間。長くて1週間程度

セレニアは連続使用は5日~1週間が限度だと言われました。なので受診した日から1週間通院してセレニア注を続けることとなりました。

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セレニア注射を続けた結果

毎日の通院は、正直たいへんでした。幸いなことに雨に降られたのはたった1日だけ。それも小雨だったのでラッキーでした。でも一番たいへんだったのはティアラ。注射はとても痛いのだそうです…

セレニア注射をしたのに…嘔吐!

通院は午前中に行きました。セレニアは約24時間効果が持続するそうなので、決まった時間に行くことを心掛けていました。

ところがです!なんと3日目と6日目の夜に嘔吐してしまったのです。だいたい嘔吐するタイミングがあるのですが、まさにそれ。これってセレニア注が効いていないってことですよね???もう絶望的…とてもショックでした。

セレニアが効かない嘔吐もある

セレニアは抗がん剤の副作用での吐き気を止めるのに使われるほど強力な制吐剤です。なのに、それも効かないなんて…獣医師もお手上げ状態でした。

最初の頃は、どんな嘔吐でも効くといわれていたセレニア。でも…例えば腫瘍で小腸が狭くなっていて、物理的に食べ物が通過できず逆流しちゃう嘔吐には効かない、ということが最近わかってきたそうです。

やっぱり「ガン」かも?

3日目、6日目と2回も嘔吐してしまったので、7日目のセレニア注は中止にしました。打っても意味がないからです。注射を打たれる時のティアラは「シャー!」と怒っていました。こんなに怒るの初めて…涙。

最後の方は爪だし猫パンチも!よっぽど痛くて嫌だったんでしょうね…あんなに頑張ったのに…ごめんね。最強のセレニアが効かないショックは、とても大きかったです。これで「もしかしたらガンかも?」という疑いが濃厚となりました。

今回の治療費は?(診察代、検査、注射、薬など)

セレニア注は1回1,782円です。6回打ったので注射のみで合計10,692円!ペット保険に入っているので実際に支払うのは半額ですが…痛い出費ですよね。

注射代だけでなく、エコー再検査代やセレニア以外のお薬代などもあります。だんだん治療費の計算をするのがイヤになってきましたよ!

なので、治療費の一覧表を作りました。請求金額、保険適用後の金額、累計がわかります。随時更新していきますので、ご参考にどうぞ。

猫の悪性リンパ腫(抗がん剤治療含む)にかかった治療費(費用)は?
猫の病気【悪性リンパ腫】にかかった実際の治療費をまとめました。猫が病気になると、やっぱり気になるのが治療費ですよね。同じ病気(悪性リンパ腫)でも、その仔の個体差や病気の進行状況で違ってきますが、一例として参考になれば幸いです。

今後の治療については、次回へ続きます…

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