下痢が再発！抗生物質による副作用？…皮下補液で乗り切りました。

抗がん剤治療に副作用はつきものです。覚悟はしていましたが、下痢と嘔吐が3日間続いたのは見ているだけでツラかったです。

そして何より心配なのは「食欲不振」です。ティアラは直前に猫風邪をひいて、ただでさえ食欲が落ちていたのに…抗がん剤飲ませたらまったく食べなくなりました。

食べていないのに下痢…脱水してしまった！

少し食べてもトイレで踏ん張り、いきんで吐いてしまう…を繰り返していたので、何も食べていない状態になっていました。その後下痢は止まったけど、食欲は戻らないまま。

心配で病院で診てもらったら、やっぱり脱水していて急遽皮下補液をしてもらいました。

同時に投与してもらったステロイドが効いたのか、病院から帰るとさっそく食べてくれたのです。次の日もカリカリをたくさん食べることができました。

平和な日は2日しか続かず…またまた下痢が再発しちゃいました。夜中の2時45分くらいから朝の5時すぎまで、トイレを行ったり来たり。私はティアラのお尻を拭いたり、トイレをお掃除したり大忙し…寝不足になりました～

たぶん抗がん剤による副作用としての下痢は治まってます。新しい腸に生まれ変わったはずですからね。今まで空っぽだったのに、急にごはんが入ってきて腸がびっくりしちゃったのかな？！

腸は食べ物があってこそ正常に動くのだそうです。確かにステロイドのおかげで食欲出て食べましたからね。決して量は多くないけど、弱っていた腸には負担だったのでしょう。

やっぱり一番の原因は抗生物質による副作用です。抗生物質を飲むと下痢をする猫さんは多いですものね。弱めの薬に替えてもらったけど、やっぱり下痢は治まりませんでした。

整腸剤を２つもらいました。サプリメントなので補助的なものだけど、少しでもティアラの下痢に効果あるものならば、試さないとですよね！

抗生物質を飲むと下痢をするのは、抗菌作用により善玉菌が死んでしまい腸内細菌のバランスが乱れるためです。ビオフェルミンＲは抗生物質に抵抗力を持つ乳酸菌なので、善玉菌を補うことができます。

市販のビオフェルミンＳ錠の乳酸菌は抗生物質で死んでしまうので意味ありません。ビオフェルミンＲは処方のみです。私が加入している動物健康保険では保険適用されました。

ビオフェルミンＲが昔からあるサプリなのに対し「ソフィア　フローラケア」は新しいサプリです。乳酸菌そのものではなく【乳酸菌生産物質】だそうです。

乳酸菌生産物質とは、乳酸菌が生み出した発酵代謝物のこと。あらかじめ乳酸菌が生み出すものを抽出して飲んじゃおうということですね。手っ取り早いかも！

参考「ソフィア　フローラケア」の乳酸菌生産物質とは？↓

フローラケアは保険適用にはなりませんでした。ビオフェルミンＲと比べると少しお高いけど、効率よく腸内環境を整えるにはいいかもしれません。

獣医師はお腹が弱くいつも下痢ぎみだそうで、このフローラケアを試してみたところなかなか調子がよかったそうです。調子良くなった猫さんも多いとのこと。

追記動物用は【動物病院専売品】となったようです
※動物病院で購入する⇒フローラケア取り扱い動物病院一覧はこちら

セレニア注で通院してから、ティアラはすっかり病院嫌いになってしまいました。注射のトラウマなのか、背後から何かをされると思うとすごく怒ります。

皮下補液もキャリーから出すことなくやってくれたのですが、シャーシャーすごかったです。セレニアはしみるけど、皮下補液はまだマシなはず…でもイヤなものはイヤよね！

下痢は相変わらずだけど、皮下補液のおかげで食欲が出て元気になってきました。ティアラの表情も変わってきたのです！目に力が戻ってきて、ほんとに嬉しかった！！

次回の血液検査の結果に問題がなければ、抗生物質をやめることができそうです。抗生物質をやめれば自然と下痢も治まるはず。あともう少しの我慢だ～