猫の嘔吐(毛玉)で悩んでいませんか?猫は毛玉を吐く動物だけど、身体に負担がかかるので、なるべくなら吐かずにすませてあげたいですよね。
ティアラも嘔吐が続き「え?もうこんなに溜まったの?」と思うような量の毛玉を吐くので、動物病院で相談してみました。教えていただいたのは、次の3つの方法です。
- ブラッシングして口に入る毛を減らす
- 食用油を飲ませてウンチと一緒に排出させる
- スッキリン、ラキサトーンなどの毛玉除去剤を使う
これを実際に愛猫ティアラに試してみました。うまく毛玉や嘔吐の悩みが解消できるよう、飼い主は頑張るしかないのです!具体的な方法は次の通りです。
毛玉対策その1:ブラッシングで口に入る毛を減らす
まずは物理的に猫毛が口に入らないようにしましょう。まめなブラッシングで阻止します。猫用ブラシはたくさんありますが、私がいいなと思うのは次の2つです。
ペットグローブ(シリコン製)
ペットグローブは、抜け毛だけでなく、皮脂やフケも絡め取ってくれるグローブ(手袋)型ブラシです。
ブラシ部分がシリコンになっています。シリコンは柔らかいので皮膚を傷める心配もなく、安心してブラッシングしてあげることができますよね。
口コミをみると、気持ちよくてゴロゴロ喉を鳴らす仔も多いみたいです。マッサージ感覚で抜け毛をからめとれるので一石二鳥。ブラッシングが苦手な仔にオススメです。
ファーミネーター(ステンレス製)
ファーミネーターは本当に軽くすくだけで、不要な毛がごっそり取れます!
ステンレスだから、痛いんじゃないかと心配してたけど、ティアラは気持ち良さそうにしてました。時々、じゃれついたりします♪
力の入れ具合は、自分の腕で実験しましたよ。今までとは取れる猫毛の量が違ったので、びっくりしました。換毛期になると本当にすごいですよ!
毛玉対策その2:食用油を飲ませる
毛玉をウンチと一緒にスルっと出すために、食用油を飲ませます。人間に良いといわれる油は猫にも良いそうです。
植物性油「亜麻仁油、オリーブオイル、ごま油」に挑戦
基本的に猫さんは油が好きですよね。「天ぷら油を舐めちゃった!」なんて話をよくききます。なので期待して亜麻仁油を口元へ差し出してみました。
ところがあっさり無視。次は大好きなまぐろに混ぜてみましたが「いつもと違う!」と警戒されてしまいました。
同様にオリーブオイルで試したところ、こちらの方がまぐろを食べてくれました。でも長続きしなかったです。
ダメ元でごま油も試しましたが、まったく反応なしでした…
動物性油「魚油(フィッシュオイル)」に挑戦
ティアラはまぐろが好きなので、魚油なら大丈夫かも?!と思い、天然活性オメガ3オイルを購入。オオメガ3は腎臓にもよいし、期待したのですが…こちらも撃沈。
これでティアラは油が好きではないということがわかりました。もしかしたら病気で気持ちが悪くて油を受け付けなかったのかもしれません。
でも大抵の猫さんは油大丈夫だと思います。獣医師オススメの毛玉対策なので、試す価値はありです。
毛玉対策その3:毛玉除去剤を使う
食用油がダメだった場合は、毛玉除去剤を使う方法もあります。代表的なオススメ猫の毛玉除去剤は次の3つです。
スッキリン(ホームセンター、通販で購入可)
商品名:現代製薬 スッキリン
成分:流動パラフィン、グリセリン、アラビアゴム末、麦芽エキス
ラキサトーン(動物病院、通販で購入可)
商品名:フジタ製薬 ラキサトーン
成分:流動パラフィン、白色ワセリン、ペプトン鉄(ペースト状)
キャットラック(動物病院、通販で購入可)
商品名:テクノインポート キャットラック
成分:タラ肝油、カラメル、レシチン、モルトシロップ、白色ワセリン、ビタミンE
口コミをみると毛玉除去剤を投与してから「毛玉を吐かなくなった、確かにウンチに毛が混じっている」という効果を感じている方は多いです。
スッキリンがダメでもラキサトーンやキャットラックなら大丈夫という仔もいるようです。いろいろ試して猫さんのお好みを探すしかありませんね。
猫の毛玉(ヘアボール)対策まとめ
以上が動物病院で教えていただいた3つの方法です。
まずは毎日のブラッシング、そしてツルンとウンチと一緒に毛玉を排出させるための食用油。それでもダメなら毛玉除去剤…という流れです。
ティアラの場合は、油が嫌いだった(もしくは病気のせいで、油を受け付けなかった)ので、正直あまり成功しませんでした。
でも油が好きな猫さんなら、オススメの方法です。便秘にも効果ありなので、ぜひ試してみてくださいね!
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