闘病中の猫さんへ。少しでもお役に立てれば幸いです…

東京大学動物医療センターへ行ってきました!(高齢猫の内視鏡検査)

2017年9月27日に東京大学動物医療センターへ行ってきました。正式名称は「東京大学大学院農学生命科学研究所付属動物医療センター」というんですね。

東京大学動物医療センター正式名称

難治性嘔吐が続く愛猫ティアラのため、天下の東大の力を借りにきたんですよ。「どうか助けてください!」すごく緊張してしまいました。検査を受けるのは私じゃないのに…

待ち時間は長いのを覚悟!予約時間より早めに到着

人間でもそうですが、大学病院って待ち時間が長いですよね。11時30分の予約でしたが、30分ほど早めに到着するようにいきました。

1階が会計で、受付と診察室は2階です。建物はけっこう古い!エレベーター乗るの怖かったので、階段で上がりました。笑

受付で問診表を記入

階段を上ると、肉球が描かれた扉が現れました。とても緊張していたけど、肉球でちょっぴりホンワカした気持ちになれました。

東京大学動物医療センター待合室

扉を開けて、左手奥が受付です。名前(飼い主)を告げると「ああ、ティアラちゃんですね」とすぐに猫さんの名前を呼んでくれました。覚えててくれてなんか嬉しかったです。

受付で渡された用紙に記入して、診察券をもらって、あとはひたすら待つだけ。だけどすごく混んでます!でっかいワンちゃんもいるし…どうしよう。

しばらくウロウロして、なるべくティアラが落ち着けるような席を探して座りました。

最初の問診は研修医が担当

診察室のドアは3つ。中には診察台が2つありました。早めに到着したのがよかったのか、11時40分には呼ばれました。女性の研修医のS先生です。

東京大学動物医療センター診察室

あらかじめ今までの経緯をまとめた資料を持参しました。もしかしたら、受付で紹介状とともに渡しておいた方が効率よかったかもしれません。

問診が終わったのが12時。また待合室で30分ほど待つと研修医のS先生が来て「14時頃戻ってきてくれれば外出していいですよ」と言われました。

この間にエコー検査やレントゲン検査をするそうです。「バリカンでお腹の毛を剃ってもいいですか?」ときかれたけど、断れませんよねぇ…ティアラ、ごめん。

担当教員ドクターから検査結果説明

14時に待合室に戻り、結局呼ばれたのはその40分後。いよいよドクターとご対面です!「はじめまして~」とご挨拶してくださった教員のY先生は、若くてとても感じの良いさわやかな方でした。

画像を見ながら説明してくれました。「レントゲン検査・エコー検査では異常はみられない。異物もない。」特にこれだ!というものがなく「(地元の)先生も、判断に困ってたでしょう…」と苦笑いしてました。

エリザベスカラーのティアラ(検査で暴れたのでカラーつけたままのティアラ。ぐったりしているように見えます…)

先生「確かに吐くの多すぎるね…」私が「でも食欲はあるんですよ」と伝えると、ますます「?」がついていたように見えました。

この時点で考えられる病気は次の2つとのこと。

  • 炎症性腸疾患(IBD)
  • 小細胞性(高分化型)リンパ腫

どちらの病気なのか確認するには、病理検査をしなければなりません。「内視鏡検査しますか?」と聞かれたので、全身麻酔への不安があることを伝えました。

ティアラの場合、クレアチンが1.8と上限いっぱいの腎臓が気になるくらいで、あとは心臓など大丈夫と言われました。Y先生担当では今まで麻酔の事故はないし、30年以上の大ベテランの先生だって2件ほどしかないそうです。

東大の先生を信じるしかない…同意書にサインして大事なティアラを託したのでした。

いよいよ内視鏡検査へ

本来なら今日の診察はここまでで、後日改めて内視鏡検査の予約をとるみたいです。しかし、私が遠方から来ていることを考慮して、今日中にできるよう手配してくれました。

待ち時間は東大の食堂で

Y先生の説明が終わったのが15時。次はなんと19時頃戻ってきてと言われました。「え、4時間待ちですか?!」どうやって暇をつぶすか、頭クラクラです。汗

何かあったら携帯に電話すると言われているので、東大キャンパスから出る気にもなれず。食堂へ行ったらなんと14時30分~17時30分まで中間閉店してました。

仕方がないのでベンチに座って人間観察です。大学ということで若者が多く、私は浮いてしまうかと思ってたのですが実際はそうでもありませんでした。

東京大学

学生はもちろん、犬を散歩するご年配の方、子供と遊ぶママさんたち等いろいろでした。動物医療センターへ行く(または呼んだ)と思われるタクシーも多かったです。

17時半過ぎには食堂へ行きました。現役東大生に「おおー」とびびりながら、学生時代に戻った気分で早めの夕飯を食べたのでありました。20時まで営業しています。

ドクターから内視鏡検査の結果説明

なんとか19時まで暇をつぶし、待合室へ戻りました。しばらくすると教員のY先生がやってきてこう言いました。「ついさっき検査が終わったところで、目は開けたけどまだ眠そうなんですよ。」

点滴しているし、体温も下がっているから温めているそうで。入院も考えたけどやっぱり連れて帰ることにしました。点滴を外して大丈夫なのか不安ではありましたが…

ティアラの目覚めを待つ間に検査結果の説明です。「胃はとてもきれい。ただ小腸に出血あり。幅も狭くなっている部分がある。毛玉がたくさん溜まっていた。ウンチも出てきた。」とのこと。

30~40ヶ所くらいの細胞を採ったそうです。出血しているところは確かに炎症起こしているみたいで…吐血の原因はこれだったんですね。

参考 吐血してしまった時の記事はこちら↓

猫が吐血!吐き気止まらずセレニア注射を1週間続けることにしました
2017年6月24日に愛猫ティアラが【膵炎】と診断されてから約2か月半が経ちました。制吐剤を飲ませているにもかかわらず、...

次回予約:病理検査の結果

採った細胞の病理検査は、約2週間かかるそうです。ということで、次回は10月11日に予約してもらいました。これで病気が確定すれば原因治療へ進めます!

追記 悲しい診断結果が出ました↓

病理検査の結果【悪性リンパ腫(消化器型/低分化型)】と診断されました。
猫が内視鏡検査の結果、悪性リンパ腫と診断されました。高悪性度(低分化型)消化器型リンパ腫です。抗がん剤治療をするか緩和ケア(ステロイド)にするか悩みましたが、抗がん剤治療をすることに決めました。一般的な多剤併用療法ではなく月一回の飲み薬です。

時間外になったので支払は次回へ

気が付けば20時を過ぎていました。診察室に1家族いたけど、待合室には私ひとり。11時からの9時間待ち、スマホは電池切れ…もう待ちくたびれましたよ~

診療費支払申出書

1階の会計は17時まで。どうするのかな?と思ってたら「診療費支払申出書」にて、次回窓口で支払うか振込するか選択することができました。

診療費支払申出書

ちなみに、今回のお会計は130,810円也。クレジットカード使えるので安心です。

お薬も処方してくれます

お薬もその場で処方してくれます。プリンペランとファモチジンとセレニアが処方されました。研修医のS先生からティアラとお薬を受け取って終了!20時半を過ぎてました…

東京大学動物医療センターへの行き方

【東京大学大学院農学生命科学研究所科付属動物医療センター】
※かかりつけの動物病院さんからでないと予約はできません。紹介状が必要です。
公式 http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/vmc/index.html

〒113-8657
東京都文京区弥生1-1-1
電話(代表)03-5841-5420

<車の場合>
本郷通りより農学部正門へ。
病院の前まで入ることができます。

<電車の場合>
東京メトロ南北線「東大前駅」下車、徒歩2~3分
東京メトロ千代田線「根津駅」下車、徒歩12~13分

私は根津駅から歩きました。ゆるい登り坂となっているので、ティアラを抱えてでは少々きつかったというのが正直な気持ち。実質15分以上はかかったような気がします。

流しのタクシーがたくさんいるので、タクシーで行くことをオススメします!

上野方面からはタクシーが便利

私は千葉に住んでいるので京成線で行きました。帰りは京成上野駅までタクシーを利用してみました。時間は10~15分くらいで料金は1000円かかりません。

東京大学動物医療センターまで呼んでもいいけど、言問通りまででれば流しのタクシーがたくさんいます。すぐに捕まえることができますよ。

地下鉄で根津駅へ行くよりも、上野駅からタクシーの方がラクだし、猫さんのストレスも少なくてすむし、とってもオススメです。次回は往復タクシーで行くことにします!

内視鏡検査後の注意事項

今日は誤嚥の心配があるので、ごはんも水もNGです。明日の朝からはOKですが、明日いっぱいは元気ないかも…と言われました。「体を温めてあげてくださいね」とも。

「全身麻酔で目を覚まさないかも」という心配は杞憂に終わりました。目を開けたと聞いたときは本当にホッとしましたよ~命を失うかもという恐怖からやっと解放されました。

あとは高齢猫なので、麻酔が抜けにくいかもしれません。大きな後遺症が残らないよう祈るだけです…とにかく長い時間よく頑張りました。えらいぞティアラ!!!

追記 恐れていた後遺症がでてしまいました↓

高齢猫の全身麻酔の後遺症?!瞳孔が開きっぱなしになっちゃった…
高齢猫が内視鏡検査のため全身麻酔をしたら、瞳孔が開きっぱなしになりました!全身麻酔の後遺症なのでしょうか。「瞳孔が開きっぱなし?どういうこと?」と必死になって調べまくりました。どうやら猫さんの場合、“まれに”、“たまに”ある後遺症らしいです。

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